新宿事業所は社員、準社員、パートを含めて約170名で作業をし、一日の出面らは、一昼夜勤務・夜勤・日勤勤務を含め約70名くらいで新宿駅各ホーム、コンコースと中央線御茶ノ水駅から千駄ヶ谷駅の七駅と山手線新宿駅から恵比寿駅の五駅の駅ホーム、トイレ、ホームにある喫煙コーナーの清掃、折り返し電車の車内清掃と整備をしています。 また、一人で複数の駅を時間帯に合わせて受け持ち、時間に追われながら駅ゴミ箱、トイレ、ホーム喫煙コーナー等の清掃を行っています。
新宿駅構内の清掃は大変で駅構内が広いこと、利用される人が多いこと、ゴミ箱の数も半端ではありません、三点セットと呼ばれるゴミ箱があります、普通ゴミ、ペットボトル・カン、新聞・雑誌がセットになっています。特に大変なのは、チリ場の仕事です。
駅で集められたゴミをここに持ってきての分別作業です。食い残しの弁当や飲み残しのペットボトル・コーヒー缶など(燃えるゴミ、燃えないゴミ)の分別、暑い時期など一段と強烈な臭いが体に染み付きます。ゴム手などつけての作業なんて出来ない状況です、チリ場には休憩するところはありませんが、スペースをつくって昼食をとることもあります。
雨の日の床の水溜りの拭き掃除、雨が降ってやんだときのゴミ箱付近のビニール傘、雑誌の発行日は拾い屋とのトラブル、終電近くでは酔客の汚物(ゲロ)の処理を駅の社員から掃除の依頼を受けたり、ありえない話しと思うかもしれませんが、時にはホームでの排便の掃除まで依頼されます。掃除をしているときにチリトリがぶつかったとか、掃いたゴミがズボンについたとか利用客から苦情があった場合は当然駅側から注意があります。
駅のゴミ集積場で集めてきたゴミの分別に時間がかかります。その間、またゴミ箱がいっぱいになる、次の駅での仕事もある、たまったゴミの分別・整理が終わったときはすでに最終電車に乗り遅れ、となりの駅の休憩室まで歩いて帰るときもあるそうです。
折り返し車両の清掃はスピードが要求され、与えられた時間との勝負になります。座席の反転作業や座席の背もたれに一冊づつJR発行の雑誌を入れていく作業と散乱したビール缶・ペットボトル・弁当箱等の回収です。ゴミを入れるカートがとても重要になってきます。しかし、乗客はモラル・マナーなどまったく関係なし、「飛ぶ鳥後を汚す」でひどいものです。