ニュース・バックナンバー 2008.3.17〜6.26


 

6月統一行動・座り込みスタート
国交省は解決の決断をせよ

 

 4 者・4団体は政府・鉄道運輸機構の責任による全面解決を求め、「6月統一行動」として、6月26日から7月3日まで、国土交通省正門前で座り込み行動を軸に宣伝や関係カ所への要請行動に取り組みます。
 26日、朝8時からの鉄道運輸機構前宣伝に続き、10時15分から国土交通省前で取り組みの意思統一集会が行われ、4団体からの主催者挨拶、支援団体から激励・連帯の挨拶、当事者の決意表明などがありました。
 とり組みの主催者挨拶として、国労本部小池業務部長の挨拶に続き、建交労中央本部佐藤委員長が「いま福田内閣の支持率は20%前後と政権末期の状況を示している。情勢の最大の特徴は国民世論・行動が現実の政治を動かしていることにある。野党が労働者派遣法の抜本改正を提案し、舛添厚生労働大臣も日雇い派遣の原則禁止を言わざるをえなくなっている。国鉄闘争はこのような大きな情勢の変化のもとにある。大衆闘争と裁判闘争を基礎に、政治解決に向け、4者・4団体の枠組みをしっかり固め、秋の臨時国会〜解散・総選挙の可能性も見据え、解決の道筋を切り開いていきたい」と挨拶。
 全労連国鉄闘争本部・岩田闘争本部長から「今朝のNHKで『蟹工船』が130万部を超えるベストセラーになっているとのニュースが流れていた。過酷な労働条件の告発とたたかいが現代の若者の心をつかんでいるらしい。この話は80年前に書かれた物、しかし現代においても国鉄闘争〜22年に渡る闘いがあることを、もっと若者たちに知らせなければ。先日、ILO総会に行き、日本の労働者・使用者側代表と会った。国鉄闘争について話をするなかで、それぞれに解決のため努力したいとしていた。こうした状況の中で今こそ政治的解決をはかることが重要になっている。全労連としても頑張る」と激励の挨拶がありました。
 今後のとり組みとして、6月27、30、7月2、3日が国土交通省で10時から座り込み。7月1日は横浜にある鉄道運輸機構本社前で10時から座り込みを行います。首都圏の支援の仲間の皆さんの支援・激励をよろしくお願いします。

 


発送作業の山場をむかえる
「勝たせる会」会報 149

 全動労争議団・家族のたたかいと暮らしを支える「全動労争議団を勝たせる会」。
6月25日、その会報の発送作業が山場を迎えています。
 会報は1号以来、争議団の菊田さん(岩見沢班)が手書き作成。できあがると、1万5千枚を印刷し、「おり機」を使いながら封筒に詰るのための準備をします。今号は、「メロン」の注文書も同じ数だけ同封します。
 会報は5000通を越える封筒に詰め、全国発送をしますが、明け番・休みの組合員が、かわるがわる、この発送作業の手伝いに来て奮闘しています。

 今日は、久保田さんと、宮崎さんらが休みの所を来てくれました。久保田さん曰く「俺は勤務の関係で、平日に休みが多いから、行動やこうした作業に当たりやすいんだよな」とのこと。ごくろうさまです。

 

 

北海道・滝川市、南幌町で意見書採択
政府は1047名問題で実効ある施策を

 6月議会で滝川市と南幌町で「JR不採用事件」での意見書が採択されました。この意見書採択については、国労北海道本部と建交労北海道本部の連名によって、各議会議長へ陳情したものです。
 滝川市で採択された意見書の内容については下記の通りです。


JR不採用事件問題の早期解決を求める要望意見書


 国鉄の分割・民営化が実施され、JR会社が発足してから21年が経過をし、その過程で発生した旧国鉄職員の不採用問題が、解決にいたっておらず長期化していることは憂慮すべき事態です。
 このような状況の下で、問題解決を見ることなく他界した当事者は47名を数え、家族を含め塗炭の苦しみにあえいでいる実態をかんがみるとき、人道的見地からもこれ以上の長期化は避けなければなりません。
 よって、国においては、問題解決に向けてすべての関係者と話し合いを開始し、実効ある施策を図られるよう強く要望します。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

 平成20年6月24日 

    北 海 道 滝 川 市 議 会

 

 

鉄道東京「動輪棋友会」囲碁例会
江口事務長たいへんご苦労様でした

 

 6月20日、11時から上野駅前の上野囲碁センターで建交労鉄道東京「動輪棋友会」の例会が開かれました。今回は、長い間、動輪棋友会の事務長をしてもらった江口英幸(5段)さんが、6月に定年退職をして北海道旭川に帰ることになり、激励会を兼ねて行われました。
 江口さんはいつのまにか「ヒゲ」を伸ばしており、まわりはビックリ。当日は、友情参加として東日本山田委員長、東京地本石川書記長が参加して熱戦が繰り広げら、東日本大窪副委員長も熱戦ぶりをカメラに納めるため取材に来ました。
 有段者は別にして、皆さん久しぶりに囲碁を打つということで、「チョット待ってくれ!」と言いたいところがもう遅し、見落としやチョンボの連発で、大いに悔しがりながらも、囲碁のおもしろさを満喫しました。
 交流会は18時半から上野事務所で全動労争議団(菊田・小林氏)の手料理により、酒を飲みながら交流を深めました。江口さん、首都圏での仕事・生活、ご苦労様でした。今までの活動ありがとう。お元気で…。
*写真はヒゲを伸ばした江口五段と対戦相手の原さん。その向こうに、「しくったなぁ…」と盤を見つめる石川さん。                             (鉄道東京・原啓次)

 

 

JR四国の一時金回答は2.39ヶ月

 6月20日、JR四国から夏季一時金の回答がありました。会社は、「厳しい経営環境が続く中で、平成8年度以来11年ぶりに前年度実績を上回ったが原油価格高騰の影響で動力費が増大するなど非常に厳しい状況となっている。」として、基準内賃金の2.39ヶ月: 平均72.7万円(07年:74.3万円)の低額回答を行いました。 
 この回答額は、昨年より0.05ヶ月、下がっていますが、「年末手当の動向は今後の社員の一人ひとりの積極的な取り組みにかかっておりより一層の努力と貴組合の一層の協力を期待します」と、さらなる減額を匂わせました。組合は持ち帰り検討としています。
                                     (四国鉄道本部 竹本正治)

 

 

JR四国に3.5箇月分を求める
一時金は重要な年間生計費

 四国鉄道本部は13日、夏季一時金に関する第2回目の団体交渉を行いました。
 組合側が、支払日における基準内賃金の3.5箇月分を求めたのに対し、会社側は、夏季手当については、世間相場・今後の経営見通し等を客観的に判断していくことになるが、あくまで現在の経営状況を判断しながら早期に回答できるようにしていきたい、としました。
 これに対し組合側は、昨年10月に通勤手当の削減が実施された。その上ガソリンや食料品など物価が高騰している。一時金は、「企業の業績により支払われる」という性格のものではない。労働者と家族にとって、夏季及び年末一時金は、低賃金による毎月の赤字を補填する重要な年間生計費であり、「7年連続ベースアップゼロ」となった今年は、特に深刻な要求だとして、重ねて3.5箇月を要求しました。
 なお次回の団体交渉は、6月20日です。         (四国鉄道本部 竹本正治)

 

 

JR貨物会社が一時金1.95ヶ月の回答

 

 貨物会社は12日、夏季一時金について1.95ヶ月の超低額回答を行ないました。

 この回答に対し組合は、我々の生活実感に基づいた切実な要求や、社員の努力・働き度からすれば、あまりにも超低額の回答であり、納得できるものではない。収入が計画値を下回り、経費が増えることを理由としてるが、そもそも計画を策定する段階で無理な計画を立てており、過去を振り返ってみても計画を達成出来たことはない。
 社員は、休みも満足に取れない厳しい要員不足の中、日夜安全・安定輸送を心がけ頑張っており、その社員の努力や頑張りがあったからこそ、平成19年度も黒字を計上し、「7年連続」の経常利益を確保することが出来た。また、今年度も昨年を上回る収入をあげており、社員の働き度も増している。これまでの交渉の中で、会社は「社員の頑張り」や「一時金は生活給」であることを認識しているといいながら、それが全く反映されていない回答であり、社員の士気にも影響し、将来展望も見えてこない会社である。

 このように強く抗議し、社員の期待を裏切ることのない回答を求め、再検討し再回答するように申し入れました。しかし会社は、厳しい経営状況にある中、社員の頑張りを十分評価した上での回答であり、最終回答としたいとし、こうした態度に終始したため、組合としては、持ち帰り検討することとしました。

 

 

上野分会が鶯谷宣伝・国鉄闘争と建交労をアピール

 

 鉄道東京・上野分会は毎月定例の「1の日」宣伝を、第2火曜日〜鶯谷駅北口で行っており、6月は10日・18時から実施。この日は、分会員と共に全動労争議団、新宿分会、アクセス分会から4人の助っ人が参加し9人で行い、チラシと建交労テッシュを配りました。
 マイクを握るのは、上野分会・坂本分会長と武内書記長です。坂本さんは、国鉄分割・民営化→JR発足の口実となった国鉄の借金問題と、分割・民営化によって1047名の国鉄労働者が不当な解雇をされた問題を訴えると共に、JR東日本が売上高2兆五千億円を超える大企業でありながら、2万5千人の社員を減らし、そのことがJRの安全・安定輸送に深刻な影響を与えている問題を訴えました。
 また、武内さんからは、今年、1月23日の東京地裁判決で全動労組合員に対する国鉄の不当労働行為が断罪されたことからも、政府・鉄道運輸機構の責任で早期解決を訴えるとともに、JRの人減らし〜業務委託の拡大によって、列車ダイヤが乱れたときに対応が遅れる問題が指摘されました。また、TBS「噂の東京マガジン」で3週取り上げられた熊坂トンネル・手抜き工事問題で、建交労・組合員の奮闘を紹介すると共に、建交労が一人でも加入できる労働組合であり、労働者を守り中小企業の営業を守れの運動を一緒に行いましょう、と建交労をアピールしました。

              (写真・右上:坂本さん、左下:武内さん)

 

 

駅分科会レクリェーション


 5月30日、駅分科会の企画で「神奈川・鶴見周辺散策」が行われJR鶴見駅西口に11人が集合し、時間通りにスタートしまし、梅雨の走りのような天候が続いていましたが、ほとんど傘をさすことなく、半日楽しみました。

まず向かったのは、曹洞宗大本山の總持寺です。駅西口から南へ歩いて約5・6分、参道の入り口に到着し東海道線から離れるように西へ参道を数分歩くと最初に迎えてくれたのが、總持寺の総門・三松関(さんしょうかん)、初めから現れた大きな建造物に先の期待を込め早速記念写真を一枚。またすぐ奥に左右に仁王像が納められているさらに大きな三門が構えていました。

三門をくぐり、右へ緩やかに登るように敷地が広がっていて、その奥に上野の寛永寺をさらに大きくした大祖堂が構えていました。千畳敷の奥から太鼓も聞こえ、若い僧侶2人がなにやら修行か練習のような仕草しているのをひと時眺め、そのあと石原裕次郎の墓を訪ね、愛煙家はそこで亡き裕次郎と共に一服を楽しみ、次に向かいました。

参道を出てすぐ目の前の踏み切りは、いつまで待っても渡れない開かずの踏み切り、みんながすぐ横の陸橋を渡るにもかかわらず、ただ一人待ち続ける者あり、10分は経ったと思われる長い時間が過ぎ、やっと踏み切りが開いたと思ったら、ほんの10数秒でまた鳴り始め、半分以上の距離を走る羽目に。

次に着いたのは、「生麦事件参考館」でしたが、「本日見学の予約がなかったので休館とさせていただきます」との張り紙、残念がる分科会事務長がインターフォンを押してみますが応答はありません。閉ざされた入り口の前にベンチがありみんなが座るので仕方がなく記念写真を一枚。

そこから、気を取り直してビール工場「キリン横浜ビアレッジ」に向かい、すぐ手前の「生麦事件の碑」を拝見。通りがかった近所の人から、道路拡幅工事のため、近々移転になるとの情報をいただき何枚かパチリ。

ビール工場に着いた頃から雨がポツリポツリ降り始め、工場内見学(ブルワリーツアー)の受付を済ました頃が、15時ツアー開始の約10分ほど前でした。案内のスタッフが同伴し、40分の行程後、20分の試飲、普通は2杯ビールにおつまみ付です。一人だけスタフが缶ビールのおいしい注ぎ方と見本を示してくれた一杯と合わせ3杯をいただいた事務長がいました。が、こちらもあいにく製造ラインが休止で映像での説明とはなりましたが、無料のビールと美しい案内スタッフに満足でした。

 5時過ぎに組合事務所に到着し、お疲れさん会では事務長の手料理と麒麟淡麗が用意されていました。思ったより少し帰りが遅くなったレクリェーションでしたが、企画担当の事務長に感謝しながら、さらにおいしい肴とお酒を楽しませてもらいました。

 



鉄建公団訴訟でJR東海・葛西会長を証人尋問
 

  1047名JR採用差別事件の重要な節目になる取り組みとして、東京高裁で争われている鉄建公団訴訟において、6月2日、JR東海会長・葛西敬之氏に対する証人尋問が行われました。
 葛西氏については、1月23日に出された全動労裁判判決の中でも、東京地裁は当時の葛西国鉄職員局次長の発言が、国鉄の中立保持義務違反を「如実に示すもの」で、組合員が有する「公平な取扱を受けるべき法的利益を違法に侵害するものと言うべきである」として国鉄の不当労働行為を断罪しました。こうしたことからも、2日の証人尋問は組合差別を行った中心人部の証人尋問として広く注目されていました。
 葛西会長は法廷で、「JRへの採用は所属組合ではない」と組合差別を否定しながらも、採用の判断材料の一つとして「分割民営化に反対しているより、積極的に関わっていることは重要な要素」とのべ、分割民営化への賛否で採用差別をしたことを事実上認めました。
 詳しくは、国鉄共闘会議のHP、レイバーネットの葛西尋問傍聴記をご参照ください。

 

 

 

 

九州鉄道本部と四国鉄道本部が交流会


 建交労九州鉄道本部と四国鉄道本部は、5月22・23日、愛媛県松山市の道後プリンスホテルで交流会を行いました。この交流会は、一昨年に九州地本の吉田委員長からの提案で実現したものです。
 集会は四国地本橋詰委員長の開会挨拶に続き、梅田書記長による乾杯の音頭で賑やかに開催されました。九州地本から3名・四国地本が4名、全動労争議団で現在、四国・九州オルグ担当として夏期オルグに奮闘している戸嶋氏、四国前委員長の中尾氏とOBで堀内氏の合計10名の参加で、自己紹介の後、組織拡大や団体交渉などの苦労話、今後の活動などについて活発な意見交流が行われました。
 翌日は、みんなで松山城に登り楽しく過ごしました。来年は、長崎で行うことも決めました。
九州鉄道本部:吉田委員長の一言                          
 私が交流会を持ちかけたのは、メンテナンスの組合員さんが、職場でどのような仕事をし、どのような職場要求をあげ交渉をやっているのかについて、直接組合員の皆さんの意見・感想をお聞きしたいと考えたからです。九州でも、今年に入ってから女性社員を1名を迎え入れました。今後どのように取り組んでいったらいいのか実際のところ悩んでいます。彼女は組合のことについてはまだ未知数です。しかし今の社会の矛盾など自分でできることを頑張りたいと一生懸命勉強しています。もっと仲間を増やすにはどうしたらいいのか、職場の中をもっとよくしていきたいと考えているようです。まだ組織されていない労働者がいます、今やれることを何かヒントをと思っていきました。交流会をきっかけにに前進できることを願っています。

 

 

環境アクセス分会が第2回大会を開催
要求前進の力で仲間を毎月増やす

 

 昨年7月に結成されたJR東日本関連の職場で働く、東日本環境アクセス分会の第2回大会・交流会が5月28日、新宿・全日自労会館で開かれ、代議員・傍聴など約25名が出席しました。
 議長に堀正美さん(現在・月間建交労誌の裏表紙に花シリーズを連載中)を選出し、アクセス分会斉藤哲範委員長が「分会を結成して10カ月が経過した。結成時に強調した健康第一をふまえながら、仲間を信頼し団結を強化しよう、仲間を増やそう、継続は力なりと活動してきた。特に、重要になってきているのは、所長の絶大な権力〜解雇も転勤も思うがまま〜と対応するためにはたたかうための知識を身につけなければいけないということだ。この間、組合員を2月2名、3月1名、4月3名、5月1名、6月1名と連続して増やしてきている。引き続き、要求実現の力を強めるためにも仲間を増やし頑張ろう」と挨拶しました。
 続いて、来賓の東日本山田委員長が「結成以降、運動、組織ともに前進していることに敬意を表する。建交労の特徴は、チリ場の要求にしても、JR東とアクセス、両方に統一した内容で要求書が出せることであり、そこに優位性がある」とし、鉄道東京大平委員長が「分会結成以降、会社は何とかつぶそうとの攻撃を強めてきたが、それをはね返している。掲示板を獲得したことで、分会の主張について仲間の中に共感が広がっている」と、それぞれ激励の挨拶が述べられました。
 渡部書記長がこの間の経過を振り返りながら、「建交労が結成され、職場の中が目に見えて変わってきた。我々は労働組合として、要求を実現する“楽しい組合活動”を旺盛に行ってきたし、これからもさらに奮闘したい」と今後の闘う方針を提起しました。
 討議では、新宿事業所の向山さんから「これまで、チリ場の仕事は休憩時間もまともに取れないぐらいひどかった。分会結成後、会社にくり返しこの問題をつきつける中で、春闘期を通じ1名の日勤者が付くようになった」との報告がされました。また、上野事業所の宮崎さんからは「職場のいじめ問題で相談にのる中で仲間を迎え入れた」との経験が報告がされました。上野ではこの間、会社から退職願いを書くよう強要されていたOさんの問題について、組合が会社と対応する中で雇い止めをやめさせ、秋葉原の事業所へと仕事をつないできたなど仲間の雇用を守ってきています。また、新宿事業所の伊藤さんは「組合掲示板に袋をぶら下げ、その中に、パンフ『ようこそ建交労』を10冊入れておいたらほぼなくなった。他労組の若い仲間が、『これを読むと、建交労がよくわかる。僕たちも勉強していくよ』と声をかけてくるなど評判がいい 」と、全体を励ます報告などが出されました。
 大会は方針を確認するとともに、新役員を選出し、元気に2年目に向けたスタートを切りました。その後、智は力とするための学習会を行い、17時からはお待ちかねの交流会が開かれました。

■新三役 委員長:安達憲一(新)、副委員長:境國臣(現)、
 渡部静夫(新)、書記長:伊東雅史(新)

 

 

 

 

政治は国鉄国会の約束を果たせ・5月統一行動

 

 1047名JR採用差別事件の解決に向け、4者・4団体は「5月統一行動」として、5月21日から、国交省、裁判所、国会、鉄道運輸機構本社前での座り込み、衆・参の全国会議員への報告行動などを実施。採用差別事件の早期解決を政治課題としても大きく浮上するよう奮闘が続いています。
 国会前2日目(27日)の座り込みは、朝10時から突入行動を実施。はじめに4団体の代表からそれぞれ挨拶があり、国労本部田中副委員長は「政府に解決構想のテーブル設置を決断していただきたい。これまで、民主党を窓口として、全野党にも解決に向け要請してきた。国労本部は全力を上げ奮闘していく」としました。建交労全国鉄道本部岡山委員長は「鉄建9・15判決、全動労1・ 23判決によって国鉄の不当労働行為が断罪された。組合差別はしないという政治の約束(附帯決議)を必ず守らせよう。 86年の国鉄国会の時、3K赤字(国鉄、米、健康保険)の解消と言われたが、分割・民営化によって45線区1800キロが消えるなど、今日、それぞれに深刻な国民的問題になっている。共同を広げ必ず勝利していく」と決意表明。続いて、国鉄共闘会議二瓶議長が「高裁の鉄建公団訴訟では、6月2日、葛西氏の裁判が近づいており非常に重要な局面を迎えている。ここで1987年の不当労働行為を明らかにし、解決の道を切り開いていきたい。我々は裁判だけで解決するとは考えていないが、政治解決をするためにも裁判闘争と大衆闘争をきっちりやりたい」と決意を述べました。
 この日も前日に続いて、夕方まで座り込みをしながら、支援に訪れた各団体からの連帯挨拶を受けるとともに、全国会議員に向けて報告行動を行いました。

 翌28日は神奈川・横浜にある鉄道運輸機構(旧国鉄)本社前で、朝から座り込み、要請行動が行なわれました。
 行動の主催者挨拶として、建交労中央本部赤羽数幸書記長が「裁判の当事者である鉄道運輸機構は責任ある態度を避け続け、自ら主体的に解決に踏み出す姿勢には立っていない。当事者が22年に渡って悲痛な状態を強いられており、これ以上放置することは許されない。一日も早く解決に向けた具体的交渉の場を設けて、社会的責任をはかすことを強く求める。当事者の4者の要求である雇用・年金・解決金を大切に、4者・4団体の強固な団結を土台に、裁判闘争と広範な支援と国民世論を背景に一気に解決を実現しよう」とたたかう決意を述べ、機構に対する要請行動を行いました。

 

 


国交省に1047名解雇事件の早期解決を迫る
5・23全労連・東京地評争議総行動

       
 1047名JR採用差別事件をはじめとするすべての争議の早期解決を求め、全労連・東京地評は、5月23日、争議総行動を都内で朝から終日展開しました。昼のメイン行動として国土交通省正門前で、国土交通省に対してJR採用差別事件の早期解決を迫る行動が組まれました。
 また、この日は国鉄闘争の4者・4団体による「5月統一行動」(5月21日〜6月3日)として、原告団らが座り込みを行っており、国交省前は総行動の部隊と合わせ、約500人の共同した取り組みとなりました。
 全国鉄道本部大窪副委員長の司会で進められ、はじめに主催者を代表して、全労連岩田幸雄副議長(全労連国鉄闘争本部本部長)が挨拶。
 連帯挨拶が、被解雇者4者を代表して国労闘争団全国連絡会議・神宮義秋議長、社会保険庁の解体のもとで年金制度の拡充と労働者の権利を守るため奮闘している全厚生労組本部・杉下茂雄委員長、1047名の解雇撤回を求める首都圏連絡会議・村中正也共同代表(元航空連副議長)からそれぞれありました。
 争議団の決意表明として国労長崎闘争団の山口利通さんとともに、全動労争議団の梅木則秋団長代行が、「JRの安全を確保するためにも争議の解決が急がれる」とたたかう決意を述べました。最後に、参加者は東京争議団共闘会議・海老根弘光事務局長(東芝の職場を明るくする会) のシュプレヒコールで、政府に解決交渉のテーブルを作るよう解決責任を迫りました。 (写真右上・決意表明をする梅木団長代行と岩田闘争本部長、左下・行動に参加した埼玉県本部の仲間)
    

 

 

週刊金曜日(5月23日号)で国鉄闘争を特集
坂田国鉄闘争推進委員長が対談


 週刊金曜日(2008.5.23発行NO.703号)に、国鉄闘争最終局面へ〜座談会“大詰めを迎えた21年の闘争”が掲載されました。
 座談会への出席者は、・坂田晋作(建交労全国鉄道本部国鉄闘争推進委員会委員長) ・高橋伸二(国鉄労働組合中央執行委員長) ・二瓶久勝(国鉄闘争に勝利する共闘会議議長) ・加藤晋介(辰巳法律事務所所属。鉄建公団訴訟弁護団主任弁護士)の各氏です。 (週刊金曜日
 JR採用差別事件にかかわってきた4人が、解雇された1047人の当事者と家族に報いる解決とはどうあるべきなのか、「雇用・年金・解決金」の「3点セット」を実現する道筋とは、などを語り合 っています。
 「週刊金曜日」は定期購読が基本となっていますが、取扱書店もあります。ぜひ、ご一読を(定価500円)。
 下記に添付した文書(国鉄闘争座談会に関する資料)は週刊金曜日掲載の座談会を補足する資料として、本誌と合わせて組合関係者などへ送付したものです。 座談会の理解を深めるものとしてぜひ御参照ください。なお、この資料の扱いについては週刊金曜日編集部の了解を得ています。
   週刊金曜日・国鉄闘争座談会に関する資料 PDFファイル

 

 

新宿チリ場に休憩室設置を!JR東に要求


環境アクセス会社の中にある、新宿の清掃労働者が休憩室もなく野外で食事を取り、そのまま作業をしています。こんな状況を放置できないと鉄道東日本・柴の副委員長を 先頭に現地調査を実施しました。東日本本部はこれに基づき、5月14日、JR東日本会社に対して、新宿駅構内のチリ場に休憩室の設置を求める申し入れを提出。会社に対して「劣悪な環境で作業をさせている。施設管理権はJR東日本会社が持っている。環境アクセス会社に対しても同様の申し入れを行っているので直ちに調査し、環境改善を行うことを申し入れました。
 建交労は、みんなのために要求実現をめざします。

■■「ゴミ集積所、チリ場」改善に関する申し入れ ■■

 新宿駅の「ゴミ集積所、チリ場」改善について下記事項の申し入れをするので、団体交渉において誠意ある回答を行い、解決を図ること。
1. 「ゴミ集積所、チリ場」改善の計画はあるのか明らかにすること。
2. ゴミを自動的にゴミ集積所まで集約できるようにすること。
3. ゴミ集積所の近くに休憩室を作ること。
4. 現在の「ゴミ集積所」は衛生的に問題があるため新築すること。

以 上

 

 

首都圏交運共闘会議・関東運輸局交渉


 首都圏交運共闘会議は、関東運輸局との交渉を4月21日に行いました。
 鉄道関係の要請事項は、@首都圏の輸送障害に対してJR東日本への指導を強化すること。A1,047名の解雇争議の早期解決をはかることの2点を要請しました。
 鉄道局中山部長の回答は、@鉄道保安推進会議で輸送障害が発生した場合の原因究明と対策を指示し、お客さまの早期救済を指導している。4月10日の中央線国分寺駅構内の火災では橋口副社長へ警告書を出した。業務監査、立ち入り検査を強化していく。A判決についてはコメントできない。所轄でないので本省に伝えるとのこで、建交労から、設備メンテナンスの「合理化」で現場労働者の配置も技術もままならない。一度事故が起きると復旧までに相当な時間がかかるので、グループ会社等の立ち入り検査を充分に行うことを求めました。
鉄道局は、今年度からの予算措置で監査員2人が増員になり、業務監査を強化していきたい意向を明らかにしました。
(写真は、JRの安全問題で発言する鉄道東日本の下山副委員長)

首都圏交運副議長 石川英一

 

 

1047名問題の早期解決を、札幌で地元国会議員に要請

 北海道労連から全道の地区労連に呼びかけている地元国会議員への、1047名JR採用差別事件の早期解決に向けた協力要請を、5月16日に札幌で実施。北海道労連、札幌地区労連、全動労争議団からの参加者が3班に分かれ、札幌に事務所を置く14名の国会議員事務所を訪問しました。
 各要請団は争議が長期化する中で、争議団・家族の置かれた状況と、解決に向けた基本的な考え方など説明しながら、「政府・国土交通省が1047名JR不採用問題について『解決交渉テーブル』を設置するよう要請していただくこと」を要請しました。
 各事務所とも秘書・事務所長などの対応で、「議員に伝えます」という反応でしたが、そうしたなかでも「なぜ20年以上もほおっておくのか、野党がしっかりしないとダメだよ」(自民党Y衆議院議員・事務所長)、「労組出身の議員がほとんどいなくなった。自分も労組出身、がんばります」(民主党M参議院議員・秘書)、「この問題は長くなっているので、政治解決しかないでしょうね」と述べながら「この問題での議員連盟を作るなどになっていますか?」(自民党・N参議院議員・北海道統括事務所長)と聞いてくる人も。 さらに、自民党M衆議院議員・事務所長は、兄が旭川管理局や国鉄本社にいたことを話しながら、帰りは外に出て、車が出るまで見送りをしていたり、同じく自民党I衆議院議員・札幌事務所事務局長は、採用差別との関わりで、社保庁の問題を述べ、採用問題の決め方についても言及するなど、好意的な対応をしていただきました。
 感想としては、「与党の対応がお茶・コーヒーを出しながら話もまじめに聞いてくれて意外だったな」と言う声が出されていました。今後、札幌以外の議員事務所については、北海道労連から地区労連に担当が割り振られており、各地の争議団も一緒に行動します。

 

 

JRの安全支える職場作りを求め、各地の取り組み

鉄道東日本の取り組み

 4月10日、JR中央線が東京国分寺駅構内の変電所火災によって列車が運休。無線施設が使えなくなったことも影響して復旧が大幅に遅れ、約50万人の足に影響を及ぼすという大規模な事故が発生しました。この問題について、国土交通省関東運輸局は同日、2006年に東京駅で起きた火災の教訓が生かされていなかったとして、JR東日本に原因の解明・再発防止を求める警告文書を出しました。 鉄道東日本本部としても、この問題を重視し「『変電所関連火災』に関する申し入れ」(申10)号を提出し、「復旧までの詳細」「復旧が7時間に及んだ理由」「定期検査の実施内容」「再発防止策」「電車に閉じこめられた乗客の救済」などの問題点を解明しながら、今後、必要な対策を求めていくことにしています。

西日本鉄道本部・職場討議資料を作成

 JR西日本は3月26日、尼崎脱線事故(2005.4.25)を教訓に2008年度から取り組む新たな安全対策の指針「安全基本計画」(5カ年)を発表しました。この問題に関わって、建交労西日本鉄道本部はこれまでの問題点を整理しながら、「安全基本計画」についての職場討議資料を5月上旬に作成、現在、論議を深めています。
 今回の「安全基本計画」に先だち、JR西日本は事故後「安全性向上計画」(2005.5.31)を策定しましたが、あまり実効性を伴わず、その後も保線社員の死亡事故など事故は止まりませんでした。こうした中で、会社側は建交労との交渉においても「当面は安全性向上計画で行いたい」としてきましたが、国土交通省鉄道事故調査委員会の報告や有識者会議の報告を受け、さらに手直しを迫られ新たな「安全基本計画」を策定することになりました。
 「安全性向上計画」策定後、組合員アンケートや業種別部会、大会などでの意見から、JRに対しては@労働組合差別に基づく評価の撤廃、AATSなど安全上の設備の改善、など8項目の点を要求してきました。こうした視点をふまえ、今回の「安全基本計画」について、討議資料では@リスクアセスメントの導入と事故概念の見直し」、A再発防止教育について、Bコミュニケーションやチームワークについて、C職場の自主的改善の名の下に行われるサービス残業について、D労働条件改善と要員増などについて、組合側の考えや、とり組みの方向を明らかにしています。
 西日本鉄道本部は「安全基本計画」策定を機に、要員問題や労働条件問題など、今後も要求実現に向けて努力するとともに、会社の横暴をやめさせるための武器としてこの計画も活用していきます。

 

 

国鉄全国オルグ・5月闘争へのご支援お願います

 JR採用差別事件を取りまくこの間の動向としては、4月16日に4者・4団体が鉄道運輸機構に対し解決交渉の場を求めました。機構はこの問題について「和解の判断が求められると難しいが、仮に裁判所から和解という判断があれば真剣に検討しなければならない。司法の判断は尊重する」「政治の動きは仄聞(そくぶん)しているだけである。もしあればその中で判断する」と述べるにとどまっています。

 こうした中で、毎年恒例となっています、全動労争議団の夏期全国オルグが5月の連休明けから始まります。
  ★新潟コース(新潟・山形・秋田)    末田敏男(苗穂班)
  ★福島コース(栃木・福島・茨城)    梅木則秋(苗穂班)
  ★東海コース(東海4県)        工藤博志(滝川班)
  ★西日本コース(北陸・近畿・中国)
       西山 順(釧路班)  田口 進(滝川班)  藤沢完爾(滝川班)
  ★四国・九州コース(四国、九州の各県) 戸嶋 豊(苗穂班)
  ★北海道地本関係            在道団員全員
  ★首都圏オルグについては別途連絡を取ります

 今回のオルグでは、JR採用差別事件が始まって以来、初めて国労の仲間と作成した鉄道運輸機構(旧国鉄)に解決を求める統一署名をはじめ、物資販売 「全動労争議団を勝たせる会」への加入などについて、ご協力を訴えさせていただきますのでよろしくお願いします。
  また、東京では5月行動として、裁判所、国会前、機構本社前での「座り込み」とともに、衆・参の全国会議員への報告行動を行い、採用差別事件を政治課題としても大きく浮上するよう取り組みを強めます。集中日を5月21、26、27、28日、6月2日にしていますので、首都圏で働く仲間の皆さんのご支援・ご協力をよろしくお願いします。
詳しくは5月統一行動・日程表をご参照下さい。
 

 

 

メーデーで新署名を訴え 〜 今日を契機に広げよう

 第79回中央メーデーが東京・代々木公園で開催され、全動労争議団は物資販売のテントを出しながら、鉄道本部組合員とともに鉄道運輸機構に対して解決交渉テーブルを求める新しい署名に取り組みました。
朝7時に集合して物販の準備を開始。物資販売は通常の品々とともに、動輪コーヒーをいれて、前日から仕込んだ特性の石狩鍋〜一杯250円をあたため販売しました。
 署名では、「今回、はじめて、全動労争議団と国労の仲間が、統一署名を作ってとりくんでます」と訴えると、「そこまで来ましたか」「良かったですね」と反応も上々。中には「組合差別って…、JRが発足するとき、そんなことがあったんですか」と驚く中年女性もいたりで、「ん〜〜〜確かに、知らない人は、知らんわな」と新宿分会のTさんは感想を述べていました。この日、鉄道東京では約200筆の署名を集め、その後、上野にある事務所で開かれた懇親会で、鉄道東京石川書記長は「今日を契機に、積極的に署名を広げていきたい」決意を述べていました。
 また、今年のメーデーで特筆すべきこととして、昨年、JR関連職場に立ち上げた環境アクセス分会から8名が参加し、鉄道東京としての参加者がこれまでになく増えたことです。上野の懇親会には東京都本部の松田委員長も参加し、楽しく交流を深めるとともに、さらに仲間を増やして職場を変えて行こうと大いに盛り上がりました。

 

 

 

2008年 03月21日

全労連国鉄闘争本部が当面するとりくみを提起

 全労連国鉄闘争本部は、加盟の各単産・首都圏地方組織に向けて、事務連絡334号、362号を通じ、当面する国鉄闘争について支援要請をしました。主な内容としては、下記の通りです。建交労の仲間の皆さんのご協力をよろしくお願いします。

1、地元選出国会議員・地方運輸局への要請
 全動労争議団と家族は、すべての国会議員に対して、要請行動を展開しています。各地方組織でも地元国会議員に対する要請行動をお願いします。また、地方運輸局に申し入れを行い、関係当事者との交渉テーブルの設置と早期解決について、本省に上申するよう要請してください。

2、国土交通省への「要請はがき」の取り組み
 全労連国鉄闘争本部は、国土交通省宛の要請ハガキを1万枚印刷して各単産・地方組織に送付したので、要請ハガキ行動にとりくんでください。

3、国土交通省に解決決断を迫る55時間連続座り込み行動
 日 時:3月26日(水)10時から、3月28日(金)17時まで
    夜間も連続しての座り込み行動です。
 場 所:国土交通省正門前(国会に面した正門)
   旗・ノボリを持参し、支援・激励行動を取り組んでください。

4、国鉄改革から22年、政府の解決決断を求める4・1集会
 日 時:4月1日(火)18時・開場、18時30分・開会
 会 場:メルパルクホール
    JR浜松町駅下車・北ロから徒歩8分
    地下鉄三田線芝公園駅下車・A3出口徒歩2分
    地下鉄浅草線・大江戸線大門駅下車、A3・A6出口徒歩4分
 主 催:4者・4団体


   
 

2008年 03月19日

JR東海葛西敬之会長をJR採用差別事件で証人尋問

  2005年9月に東京地裁の判決で、いちはやく国鉄の不当労働行為責任を明確にさせた鉄建公団訴訟の裁判は、現在、東京高裁で争われています。この東京高裁で、組合差別を行った中心人物として証人申請をしていた、現 ・JR東海葛西敬之会長の証人尋問が決まりました。
 葛西氏は、JR東日本の松田氏、西日本の井出氏らとともに、「国鉄改革3人組」の一人として分割・民営化を推進し、民営化後はJR東海の役員となり、04年6月からは会長を務め現在も実権を握っている人物です。さらに葛西氏は現在、国家公安委員や、年金業務社保庁監視等委員会の委員長の公職もつとめる政財界の要人となっています。証人尋問について、雑誌の「週間金曜日〜金曜アンテナ」(08.2.29)では、「南裁判長が葛西氏の証人尋問に踏み切ったのは、国鉄改革時代に展開された不当労働行為の実体解明に強い関心を示した結果と見られる」としています。
 この葛西氏については、1月23日の全動労裁判の判決の中でも、国鉄当時、職員局次長としての発言が、国鉄の中立保持義務違反を「如実に示すもの」と書かれ、不当労働行為を行った中心人物としてその発言が詳しく事実認定されています。例えば「1986年5月21日,動労東京地方本部の会議に招かれた際の挨拶で国鉄改革に触れて、『…私はこれから,山崎(注・当時の国労委員長)の腹をブンなぐってやろうと思っています。みんなを不幸にし,道連れにされないようにやっていかなければならないと思うんでありますが,不当労働行為をやれば法律で禁止されていますので,私は不当労働行為をやらないということで,つまり,やらないということは,うまくやるということでありまして…』などと述べた。(甲68、69)」ことや、「昭和61年11月30日付けの『公企労レポート』(甲48)」での発言も引用されています。
 「9・15鉄建公団訴訟判決」「1・23全動労訴訟判決」によって、裁判所は国鉄の不当労働行為責任を明確に断罪してきており、こうしたなかでの葛西氏証人尋問採用は、採用差別事件の解決に向けた裁判所としての姿勢をうかがわせるもので、今後の裁判闘争や解決交渉に大きな影響を与えることになります。


 
 

2008年 03月19日

要員増で安全確保!鉄道東日本は渋谷駅でストライキ

 3月13日、東京地本は、3万5千の賃金引上げと時短や安全安定輸送の確保などを含む労働条件等の改善を求め、新宿分会の渋谷駅で12時より18時までのストライキを行いました。地本は11 時30分から宣伝行動を展開、12時より、組合員・家族をはじめ、地域や都本部の支援の仲間を含め19団体、約150人が西口のモヤイ像の前に集まり、斉藤副委員長の進行でスト突入集会が開催されました。
 大平地本委員長は、「我々の切実な要求に対し、JR東日本から十分な回答が得られないため、この時間から、渋谷駅の仲間がストライキに突入する」と宣言し、「春闘共闘の仲間とともに大幅賃上げ、関連や非正規労働者を含む労働条件改善めざし、最後まで奮闘する」と決意を述べました。
 激励と連帯の挨拶として、国労渋谷駅分会の松田書記長が「今春闘は14日を回答日としてデモを含めた闘争を組んでいる。国鉄闘争の勝利、JRの安全安定輸送、働き続けられる職場改善を目指し、ともに奮闘していきたい」とし、続いて全労連小田川事務局長が「〇八春闘はワーキングプアの克服〜冨の配分是正が求められており、我々の運動に国民的大儀がある」と挨拶。さらに、交運共闘小林事務局長(自交総連本部書記次長)、東京春闘共闘、渋谷区労連藤野議長、日本共産党渋谷地区委員会田中委員長から激励を受けました。そして24時間のストライキに入っている京王新労組から田中さんが駆けつけ、「残業しなければ生活できない、きつくて働き続けられない、安全のためにも改善しなければならない」と訴えました。
 ストライキに決起した新宿分会深浦書記長は、「JRの安定・安心、安全運行を求めて職場の労働条件の改善のために、本日ストライキを持って立ち上がりました。渋谷駅では人減らし効率化によって埼京線ホームに駅員がいない。そのために何かあったときには、みどりや改札の窓口を閉めて急いでホームに行かなければならない。300メートル離れた山手線からホーム要員が駆けつけてくるまで対応していなければならない。ぜひ、今春闘では埼京線にホーム要員を配置せよの要求を強く訴えたい。改札ではスイカやパスモの未処理が多く満足なサービスを提供できる状況ではない。それも含め要員増を要求したい。新宿分会はこの春闘で現場に48項目の要求申入れを行った。何としても、安全に安心して働ける職場にし、JRは、安全・安心、安定輸送を行いために職場の労働条件を改善していかなければならない。今日を起点に新宿分会は、より一層奮闘する」と力強く決意を表明しました。突入集会の最後に坂本執行委員によるシュプレヒコールと団結ガンバローを渋谷駅西口に響かせました。
 突入集会後は、昼食後渋谷勤労福祉会館にて、建交労全国鉄道本部副委員長の大窪さんによる「国鉄闘争解決への道」の講演と報告集会及び交流集会が開催されました。
 翌日は国労の統一行動の渋谷駅前の行動に深浦さんが参加し連帯の挨拶をして、08春闘のエールの交換をしました。

 

 

三重鉄道・亀山運輸区班で歴史的なストライキ
いま闘わなければ、いつたたかうのか!


  建交労東海鉄道本部は3月13日、三重鉄道地本・亀山運輸区班を拠点としてストライキを軸にたたかいました。 JR亀山駅前の宣伝では、「ベア800円から1000円で妥結。福田首相が賃上げ要請した結果がこれか。2兆円もの利益をあげているトヨタがこれでは、やはり闘わなと要求は前進しない」など次々に弁士が訴え、組合員が春闘ビラと国鉄闘争ビラをセットして駅前商店街の通行人や客待ちタクシー運転手などに配布。
 12時15分から亀山駅前でストライキ突入集会を開始。三重鉄道地本の組合員をはじめ支援者など20名が参加。稲葉委員長は「昨日トヨタなどに1000円の08春闘の回答が出されたが、間題となっている格差と貧困の解消は話題にもならなかった。建交労はアンケート結果に基づき35000円の賃金引き上げ要求としたが、福田首相までが財界に賃上げを求めたように、まさに大幅賃上げで内需拡大こそ08暮闘の課題である。建交労の全国の仲間と共に全力で闘おう」と呼びかけました。
 その後、亀山コミュニティーセンターに移り、春闘と国鉄闘争を課題に青木前委員長を講師として「学習交流集会」を開催しました。また参加者からストライキの感想や職場の問題など、それぞれの思いが語られました。三重鉄道地本池田委員長は「現在の三重鉄道地本の組合員は全員が、新しく全動労=建交労に加入してきたものばかりで、ストライキは難しいと言い続けてきた、しかし、いま闘わないと闘うときがないと組合員に率直に訴えたら、快く応えてくれた。このストを準備してさらに団結が強まったようだ、三重鉄道地本にとってはまさに『歴史的出来事』であった、闘ってよかった」と感想が語られました。スト対象者となった亀山運輸区の福森さんからは、「職場のしめつけや差別は三重支店の中で一番厳しい。自分も近く退職するが、このままでは心残りとなる。『建交労ここにあり』を見せるために決意した」と力強く挨拶しました。一番若い安藤君は「はじめてストライキの行動に参加した。ストライキはこんなにも緊張するものとは知らなかった、手続きもいろいろで勉強になった」と語っていました。  ( 建交労東海鉄道本部 山田英俊)

 

 
2008年 03月17日

要求実現へ、建交労四国鉄道本部もストライキで決起

   建交労高知鉄道地方本部は、3月13日、JR高知駅前で、午前9時からストライキ突入集会を行いました。集会には9団体25名の参加がありました。
 千頭氏の司会に始まり、建交労四国鉄道本部・橋詰執行委員長が挨拶、「7年連続ベア0」で生活苦を訴える労働者を紹介しながら35000円の賃上げと45項目の諸要求の説明があり、「自ら先頭に立ち、勝ち取る決意」として、8時半から12時までストライキに突入しているとの報告がありました。
 その後、県労連高橋委員長が「頑張れば要求は実現する時代。建交労一人のストだがこのストは積極的な意義がある」と訴えました。続いて、県国公の岡原氏・県教組宮地委員長から連帯の挨拶があり、日本共産党高知県委員会を代表して春名なおあき氏からは、「日経新聞も大企業重視から家庭重視に転換、舵を切り換える流れが大きくなっている」。建交労農林支部の森岡氏は「ストをする組合が少なくなっている中で職場要求アンケート中心に労働組合の原則を守って鉄道本部は活動している。ともに頑張っていきましょう。」と激励をうけました。最後に医労連金子氏の団結がんばろうで閉会、集会は成功に終わりました。

                                 建交労高知鉄道地方本部

 

 

2008年 03月17日

格差と貧困を是正し、安全なJRを!ストライキで決起

 08春闘最大のヤマ場、大手の集中回答日を控え、35000円の賃上げと一時金7ヶ月分の満額回答をめざし、建交労西日本鉄道本部は3月13日午前0時から、大阪・奈良・和歌山・京都地本の組合員(動力車乗務員)が12時間の時限ストに突入しました。
 スト前日の12日、京都鉄道地本は京都電車区前で社員向け宣伝ビラを配布。建交労組合員が出退勤する社員にストライキ支援を訴えました。翌13日は、奈良鉄道地本が平城山駅前で7時半から早朝宣伝を行い、ビラ250枚を配布しました。
 昼に、大阪駅北口ヨドバシカメラ前でスト決行中の組合員、支援の仲間ら60名でJR利用者に対し、大幅賃上げやJRの安全問題を訴えるビラを配布しました。宣伝隊はそのままJR西日本本社前へと移動し、満額回答と安全問題の解決を迫る決起集会を実施。藤本書記長の情勢報告に続き、来賓の大阪労連事務局次長・神谷氏、国労西日本・田中委員長、建交労近畿地協・斉藤議長の各氏から連帯の挨拶をいただきました。
 三宅副委員長が交渉経過について「満額回答と諸手当の充実、残業撲滅のための超勤手当割増、現行賃金制度の見直しを求めて交渉してきたが、JR西日本は有額回答を渋っている。JR貨物においては回答日すら示していない。内需拡大を訴え満額回答を求めてきたが、生計費原則にもとずく要求実現のため、有額回答を引き出すまで頑張る」と報告がありました。
 報告の次に、スト該当者を代表して京都の畑中氏が「ダイヤ改正を控えているが、今なお要員不足の職場では長時間労働が解消されず労働者は落胆している。大幅賃上げはもちろん、今こそ安全の確立と要員の確保をストライキを背景に勝ち取ろう!」と決意表明。最後にシュプレヒコールで満額回答と安全確保を訴えました。
 集会終了後はそれぞれの地域で行動に参加。京都では国労との共同昼デモに参加した後、京都駅前で春闘ビラを配布、大阪ではランチタイムデモをはじめ、大阪労連春闘総行動に参加、各地で終日意気高く行動し団結を深めました。

 

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