人間らしく生き働くために

アクセス基本要求 (案)
基本要求に対する解説→


 

●●  基本要求提出にあたっての考え方   

2009.9
建交労・アクセス協議会


   建交労・アクセス分会を結成して2年余経過した今日、私たちのたたかいによって、契約社員の賃金を日給制から月給制に、年間休日の増(年間の労働時間数減)、61歳以降の賃金引下げ廃止、制服の着替え時間を確保、割増賃金比率の増など制度の改善に関する事項、また、具体的職場の問題では、年休を勝手に入れない、新宿事業所チリ場の環境改善、雇い止めの撤回など多くの要求を解決してきました。

 アクセス会社は、JR東日本会社の出資比率100%、議決権所有割合が100%の連結会社ですが、労働条件、労働環境などはJRと比較して格段の差があります。アクセス会社の雇用形態は、社員、契約社員、パート社員、嘱託社員、エルダースタッフ、エルダー出向ですが、社員は少数で契約社員、パート社員が多数を占めています。
 アクセス会社に入社した社員は労働条件、労働環境があまりにも悪いため定着率が悪いと言われています。
 エルダースタッフは2年数箇月後には全員アクセス会社との雇用は終了となり、JRから受け入れているエルダー出向も近い将来減少する傾向にあります。そのため、他の会社ではJRからの出向減少を見越して、自社で採用した20歳台の若い祇員の教育・訓練計画を自社で作成して養成すると同時に、労働条件の改善に取り組んでいます。

 私たちは、アクセス会社に入社した社員が、アクセスの仕事に誇りを持ち、定年まで働き続け、「アクセス会社に入社して良かった」と思えるような労働環境、労働条件の改善を目指していくことにします。そのことが、強いては会社の発展につながるものと考えます。
建交労・アクセス協議会は、現在、「職場の改善をめざす要求アンケート」を取り組んでいますが、アンケートには、雇用、賃金、福利厚生、エルダースタッフの待遇改善など数多くの要求が出されています。
 建交労・アクセス協議会は、秋から年末そして春闘のたたかいの重要な柱の一つとしてアクセス会社に対して、アンケートに示された諸制度の改善に関する基本要求を提出してたたかっていきます。

 

  ●●   アクセス基本要求 (案)   ●●

2009.9
建交労・アクセス協議会
 

1.雇用関係
(1)パート社員で希望する者は勤続2年を経過した後契約社員とすること。
(2)契約社員は、勤続3年経過後社員として採用すること。
(3)65歳(63歳・64歳)以降、アクセス会社で継続雇用を希望する者(エルダー社員、エ
 ルダー出向含む)は契約社員として継続雇用すること。

2.休日、要員
(1)清掃業務における年間休日を114日とし、年間労働時間は1882.5時間とするこ
 と。
(2)年間休日を完全消化できる要員を配置すること。
(3)年次有給休暇は、1年に5日分を限度として半日単位又は時間単位で取得できる
 よう制度を改正すること。

3.昇給、昇職・昇格
(1)契約社員の賃金形態を見直し、等級制度を確立すること。
(2)基本給表における1号俸間の間差は社員、契約社員ともに、1等級1,000円、2等  
 級1,200円、3等級1,500円、4等級・5等級・6等級・7等級1,700円、8等級1,500円、9
 等級1,300円とすること。
(3)契約社員についても昇給制度を確立すること。
(4)社員、契約社員の昇給はすべて年間4号俸とすること。
(5)社員における職制制度を確立し、賃金規程にある等級区分表を見直して、1等級
 整備係、5等級指導職、8等級〜9等級主任職とすること。
(6)指導職受験資格は3等級(4等級含む)在級年数6年、主任職受験資格は5等級(6
 等級含む)在級年数13年とすること。
(7)社員、契約社員における昇格制度を確立し、次の年限で昇格させること。
 1〜2等級2年、2〜3等級3年、3〜4等級6年、4〜5等級7年、5〜6等級6年、6〜7等
 級8年とすること。
(8)各等級間の調整号俸は次によること。
 1〜2等級、2〜3等級、3〜4等級、5〜6等級、6〜7等級、8〜9等級問は4号俸、
 4〜5等級、7〜8等級間は5号俸とすること。

4.退職手当、その他の手当
(1)契約社員についても退職手当金制度を確立して社員と同率で支払うこと。
(2)退職手当の額は、退職におけるその者の基本給(基本賃金)に勤続期間に対応す
 る支給率を乗じた額とすること。
(3)支給率は次によること。
*定年又は整理退職…5年勤続で7.5、10年勤続で15.0、15年勤続で23.25、20年勤
               続で31.5、25年勤続で40.5、30年勤続で49.5、35年勤続で
               57.0、40年勤続で64.5(以下同じ)
*自己都合退職   …5年勤続で3.0、10年勤続で7.5、15年勤続で12.4、20年勤続
               で21.0、25年勤続で33.75、30年勤続で41.25、35年勤続で
               57.0、40年勤続で53.75(以下同じ)
*死亡退職      …5年勤続で5.0、10年勤続で10.0、15年勤続で15.5、20年勤
               続で26.25、25年勤続で40.5、30年勤続で49.5、35年勤続で
               57.0、40年勤続で64.5(以下同じ)
(4)家族手当は配偶者16,000円とすること。
(5)契約社員についても家族手当を支払うこと。
(6)契約社員についても住宅手当を支払うこと。

5.福利厚生
(1)人間ドックの個人負担は、本入10,000円、配偶者15,000円とすること。
(2)定期健康診断の検診項目に便検査を付加すること。
(3)永年勤続表彰は、満10年・副賞金10万円、満20年・副賞金20万円、満30年・副賞
 金18万円・有給の休暇3日とすること。

6.エルダースタッフ
(1)エルダースタッフの月額賃金を東京・神奈川地区187,200円、茨城・栃木・埼玉・
 千葉地区179,100円とすること。
(2)エルダースタッフが年金満額支給年令に達する日の属する月の末日に退職する
 者について「功労金」として、基本賃金×2ヶ月分×在職満年数を乗じて得た額を
 支払うこと。
(3)エルダースタッフに対する年休付与日数を年間20日とすること。
(4)エルダースタッフに対してもエルダー社員と同様に職務乗車証を交付すること。
(5)エルダースタッフについても家族手当、住宅手当を支払うこと。
(6)エルダースタッフでJR当時アスベストの特定健康診断を受診していた者は、引き
 続き特定健康診断を実施すること。

7.その他
(1)大地震発生時等の社員対応マニュアルを作成すること。
(2)新規赴任者・未経験者に対する教育と見習い期間は十分に確保し、マニュアルを
 作成して計画的に実施すること。また、業務上必要な教育・訓練は定期的に実施す
 ること。
(3)パート社員に対して便洗手当を支払うこと。

以 上

 

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