労働者階級の自覚的規律と、社会的任務について
                                                          
1977年度運動方針 から



 

 

 

 

 

  マル生後遺症である不信感の未回復、労使の力関係逆転による管理体制の乱れが、職場に無規律、無秩序を生み、仕事に責任と誇りを持たぬ傾向、暴力的に職場を支配するなどが派生し、一部が社会問題化しています。

 この原因は、マル生以降の当局の労務対策である組合取りこみ政策で、労働者の階級的自覚をマヒさせることと本社から現場までの無責任、無気力にありますが、無視できないのは一部労働者の精神的退廃(誤まった指導方針にもとづくものですが)がもたらしている問題です。本来、私たちち労働者は生産の直接的担い手として(社会発展の歴史的使命を、もっています。レーニンは労働者階級を「大規模な資本主義によりつくりだされ、組織され、教育され、啓蒙され、鍛えられた特定の歴史的階級」と規定し、この階級だけが資本主義の搾取制度を打倒し、社会主義社会をつくり、搾取されている人々を解放できる」としています。この輝やかしい使命をもつ労働者階級は生産(仕事)に責任と誇りをもち、自覚的なものなのです。だからこそ働くことを価値ある、喜びのあるものをするため団結してたたかうことができるのです。

 ところが一部に派生している傾向は、これとまったく無縁のものです。仕事に責任を持たぬ態度が戦闘的であり、階級的であると錯覚した誤った傾向といわざるを得ません。規律のないところに労働者の自覚が生れないことは自明であり、自覚のない労働者や労働組合が社会変革、に貢献できないことも、今日の運動理論が教えるところです。私たちは誤った傾向と断固たたかうと同時に、国鉄民主化の担い手である私たちとしての自覚、国鉄を民主的に再建するためには、職場の規律と秩序問題は避けられない課題であることを全体の認識にする必要があります。
  いまこそ、権力的強制でなく、私たちの自覚的規律による新しい職場秩序をつくり上げること、新しい時代の担い手であることを証明しなければなりません。全動労はこの観点で、職場の荒廃、精神的退廃にとりくみます。


 

全国鉄動力車労働組合連合会(全動労)第4回定期大会    1977.8.2〜4